Blog記事一覧 > ケガ > アキレス腱炎

アキレス腱炎

2014.08.03 | Category: ケガ

 
 

アキレス腱炎

 

スポーツをやっている人に多い疾患ですが、どういう症状でどのような特徴があるのでしょうか?

 

アキレス腱とは?

 

解剖学的な特徴

 

アキレス腱アキレス腱は、ふくらはぎの真ん中から踵にかけて走行する長さ約15㎝の人体で最もつよく太い腱です。腓腹筋・ヒラメ筋を踵の踵骨隆起に付着させています。血管が乏しいため、負傷時には治癒しずらく瘢痕化(傷跡、皮膚でいうかさぶた)しやすいという特徴があります。
 

 

名前の由来

 

余談ですが、アキレス腱の名前の由来はギリシァ神話のアキレウスという人物の名前からつけられています。
アキレウスの母は、わが子アキレスを愛し不死身の肉体を与えようと、冥府の川に赤子のアキレスの全身を浸したが、母親が掴んでいたいた踵(アキレス腱部)だけが水につからず生身のまま残りました。
その後アキレスは数々の戦で活躍し最強の名をほしいままにするが、パリス王子に弱点の踵を射抜かれ、これにより命を落としました。この伝説からアキレス腱という名前がつき、致命的な弱点の代名詞となりました。

 

 

 

アキレス腱炎の症状

 

アキレス腱炎は、ジャンプやダッシュなどの反復動作により、腱の微細な部分断裂を繰り返し発症します。学生の部活動などでのオーバーユース・久々にスポーツをした方・腱の変性が起こりやすい中年以降の男性、に多くみられるケガです。

 

また、偏平足や外反母趾での足底アーチの乱れもアキレス腱に大きな負担をかける原因となり、このアーチの乱れや筋・腱の柔軟性の低下はアキレス腱炎を助長します。

 

症状は炎症による腫れ・発赤・圧痛・歩行時痛などが特徴で、患側と健側を比較するとアキレス腱部の太さが炎症により変わっていることが多いです。朝の動き始め時や運動後にも痛みが出やすく、進行すれば安静時でも痛みが発生し足関節の動きも障害されます。

 

 

 

アキレス腱炎 種類

 

アキレス腱アキレス腱は踵骨に付着していますが、腱が太いぶん作用する力も大きく、骨筋腱の摩擦を防ぐため潤滑剤を出す滑液包という組織が付着部前後にあります。

 

腱自体が炎症をおこす場合と、この滑液包が炎症をおこす場合、踵骨付着部で炎症をおこす場合とがあり、広い意味でのアキレス腱炎はこの3つのパターンに分けられます。

 

オーバーユースは当然ですが、足の指先を上げて歩行・運動などを行うと負担がかかりやすくなり発症しやすいのが全パターンで共通する特徴になります。
 

 

 

アキレス腱炎(狭義)

 

アキレス腱の一部が炎症を起こすもので、狭い意味でのアキレス腱炎です。
アキレス腱中部に腫れと痛みが出やすいです。足の指先を上げて歩行や運動をした際に発生しやすく、足関節背屈で痛みが増強します。

 

 

アキレス腱周囲炎

 

アキレス腱が踵骨部に付着する近辺で炎症をきたします。腱に骨部が引っ張られて炎症をおこすことが多いです。
坐骨神経が圧迫をうけて下腿三頭筋が慢性的に緊張状態となり発生することもあります。

 

 

アキレス腱滑液包炎

 

踵とアキレス腱の間にある滑液包が炎症をおこして発生します。靴との圧迫でおこることもあります。

 

 

アキレス腱炎

 

 

対処方法

 

対処方法としては炎症期にはアイシングと固定を施し、運動は痛みが引くまで休むことが大事です。通常1~2週程度で症状が落ち着くことが多いため、無理をして運動するよりはしっかり休んで治した方が結果的に早期競技復帰につながります。
 

冒頭で記載したとおり、アキレス腱は血管が乏しく治癒能力が低いため無理をすることで余計治るまで時間がかかってしまうどころか、長期炎症により腱の伸縮性が低下し、足関節の安定性・機能性が下がりケガをしやすい状態になってしまうこともあります。治療者サイドは「休みたくない」競技者に、早期復帰のために「休むこと」の必要をしっかりと説明してあげることが大事です。
 

治療は炎症を鎮めるため超音波治療やアイシング、炎症を助長する腓腹筋やヒラメ筋の筋緊張緩和などで症状緩和にあたっていきます。

 

 

 

予防方法

 

予防方法は準備運動をしっかりすること、日ごろからストレッチを行い筋腱の柔軟性を確保しておくことが重要になります。
また、足部アーチの乱れが原因の場合は足底挿板やテーピングなどで対処していきます。

 

当院では筋張り・アキレス腱および足関節の機能性を運動をしている方には必ず確認しており、腱炎を発症していなくても予防のためストレッチの指導を徹底しています。
また、単にアキレス腱だけの問題ではなく身体全体のバランスが悪く、アキレス腱部に負担がかかりやすくなっていることもあるため、全体をみて調整を行っております。

 

                          
 

 

もみの木整骨院仙台鈎取店では、スポーツでのケガからの「痛み」だけでなく、その予防法・アフターケアも全て含めて「治療サービス」として行っております。コンディショニングチェックのためストレッチやテーピングのみでの受診も可能なので気軽にお問合せ下さい。
スポーツ外傷の治療や相談は、仙台市太白区仙台南インター近くにありますイオンスーパーセンター鈎取店2Fの、もみの木整骨院仙台鈎取店へご相談下さい。
スポーツ外傷以外でも交通事故むちうち肩こり腰痛頭痛など様々なお身体のお悩みをサポートしております。
是非ご来院下さい下さい!

 

当院へのアクセス情報

所在地〒982-0805 宮城県仙台市太白区鈎取本町1-21-1
イオンスーパーセンター鈎取店2F
駐車場イオンの駐車場をご利用下さい(多数あり)
予約お電話でのご予約が可能です
電話番号022-243-2523
休診日なし


イオンスーパーセンター 鈎取店 館内マップ