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四十肩・五十肩 肩関節とは?

2014.10.17 | Category: 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)

 
 

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)

 

誰でも聞いたことがあるであろう、四十肩ないし五十肩。
病院で「四十肩(五十肩)」と診断された、として来院される患者様も多いですが、そもそも「四十肩(五十肩)」という疾患は正式には存在しません。今の定義としては、肩関節周囲におきる炎症を総じて四十肩五十肩と言い表しているだけで、正式名を「肩関節周囲炎」といいます。

 

中年以降(40~50代)に発症することが多く、肩関節周囲の筋肉・腱・靭帯などをはじめとした軟部組織の退行変性加齢などによる筋の衰えや、伸縮性の低下による変性など)を基盤として発症することが多いです40~50代に多く発症するためこのように呼ばれますが、これ以外の年齢でも起こります。

 

肩こりからはじまり⇒肩甲骨の可動域が慢性的に悪くなり⇒痛みが発生、というパターンが非常に多いのですが、肩甲骨の動きが悪い段階でただの「肩こり」だと甘くみないようにするのが重要です。
今回は、
四十肩五十肩を理解するうえで重要になる「肩関節」についてまとめていきたいと思います。

 

 

肩関節の特徴

 

肩関節図解場合によっては寝れないほどの痛みを起こし、日常動作へも様々な支障をきたす四十肩・五十肩ですが、肩関節の特徴が大きく関係してきます。

 

この肩関節の大きな特徴は、通常の骨がくっつき合って構成される関節ではなく、骨(特に肩甲骨)が筋肉・腱・靭帯でつり下げられている関節であるということです。

 

筋・腱・靭帯が重なり合い様々な動作を可能にし、かつ固定も行うため滑液包という組織の連動をスムーズにする潤滑剤(オイルのようなもの)を出す器官も豊富に存在し、肩関節の運動を補助しています。

 

つまり関節の固定力を筋・腱・靭帯に依存しており、以下の特徴をもっています。

 

特徴

 

①肩関節は人体で一番可動域が広い関節である。
 (=裏を返せば一番関節としての固定力は弱いといえる。)

 

②多方向への様々な動きを筋肉で固定・補正されている。

 

③周囲の関節とも連動して関節動作をおこなう。

 

 

①・②は広く自由な運動を可能にするかわりに安定性に欠けるということで、動作時の固定と補助を筋肉によって調整されています。これにより多方向への円滑な動作と安定性を保っており、この肩関節の動作を補助・調整・固定する筋群(肩のインナーマッスル)を「肩回旋腱板ローテーターカフ」と呼びます。

各インナーマッスル単筋ではそれぞれの運動方向へ作用しますが、この4筋が共同で上腕骨の骨頭を関節窩に押し付け、さらに三角筋からも調整をうけることにより、肩甲上腕関節の運動支点を形成します。

 

一般的に四十肩・五十肩ではこの肩腱板機能が破綻して肩関節周囲に炎症をきたし発症することが多いです。

 

 

肩回旋腱板(ローテーターカフ)

 

肩回旋腱板

棘上筋  

肩の外転作用。

 

棘下筋

肩の外旋。上部線維は外転、下部線維は内転の作用。

 

小円筋

肩の外旋・内旋作用。

 

肩甲下筋

肩の内旋・水平屈曲、少し内転の作用。

 

 

 

③は「肩関節」といえば肩甲骨部と上腕骨部が連結している部分をイメージされると思います。解剖学での正式名称は「肩甲上腕関節」といい、これは狭い意味での肩関節を指し、解剖学的肩関節と分類されます。

 

一方で、肩の「機能」で見た場合には肩甲上腕関節に加えて、肩鎖関節胸鎖関節の解剖学的関節2つと、肩甲胸郭関節(機構)・第二肩関節肩峰下機構)・烏口鎖骨機構から成る機能的関節(解剖学上は関節ではない)の6つを合わせて広い意味での肩関節といいます(3つや5つで表される場合もあります)。

 

 

機能的肩関節

 

 

この6つの関節連動による複合動作で「肩関節」の安定した動作・パフォーマンスが保たれており、この上に筋肉が・単に肩の関節部(肩甲上腕関節)に痛みがあったとしても、その周囲関節の機能不全からきていることがあるため気を付ける必要があります。

 

 

肩甲上腕リズム

 

肩関節(肩甲上腕関節)は外転動作時に肩甲骨とおおよそ一定の間隔で連動して動き、動作をスムーズにこなします。これを肩甲上腕リズムといい、肩関節のパフォーマンスを診る際に非常に重要な項目になります。
だいたい肩甲上腕関節部と肩甲骨は2:1の比率で連動して動いています。

 

肩甲上腕リズム正常

 

 

この肩甲上腕リズムは、肩関節のインナーマッスルである①肩回旋腱板(ローテーターカフ)と、②肩関節のアウターマッスル、さらに③肩甲骨固定筋にてバランスが保たれています。

この①、②、③は以下のように分類・定義されています。

 

 

①肩腱板(ローテーターカフ)の4筋

 

⇒棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4筋により上記に記載したとおり、肩甲上腕関節の運動支点形成と骨頭の安定化を司ります。

 

 

②インナーマッスル以外で上腕骨球蓋部(骨頭部)に付着する筋

 

⇒三角筋、広背筋、大胸筋、大円筋などにより大きく力強い動作を可能にしています。

 

 

③肩甲胸郭で肩甲骨の運動・固定に関与する筋

 

⇒僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋、前鋸筋、小胸筋などにより肩甲骨の位置を拮抗・補助作用も含め調整します。

 

 

 

肩甲上腕リズムこの肩甲上腕リズムが破綻すると、頚や体感で肩の動作を代償してしまうので、右図のような腕の上げ方になります。

当院ではこのような状態を肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)予備軍とよんでいます。

この状態では身体のバランスも乱れ、頚や腰など周囲の関節や、筋肉にも影響を及ぼしてしまうので注意が必要です。
 

 

 

                          

 

 

もみの木整骨院仙台鈎取店では肩関節のパフォーマンスをしっかりと把握したうえで、適切なストレッチ指導もおこなっていき、四十肩・五十肩の予防にあたっております。ただの肩こりと思っていても予備軍であることも多いので、気になる方はご相談下さい。
その他、むちうちをはじめとした交通事故治療や、腰痛スポーツでのケガ頭痛など様々なお身体のお悩みは、仙台市太白区仙台南インター近くにありますイオンスーパーセンター鈎取店2Fの、もみの木整骨院仙台鈎取店までご相談下さい!
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