仙台の初詣

2014.11.21 | Category: 仙台宮城情報

 
 

初詣について

 

2014年もあと12月を残すのみとなりました。これから冬になり一層寒さが増しますが、12月は師走とも呼ばれ、師(先生)があいさつ回りなどで走り回るほど忙しい様を表しています。

また、クリスマス大掃除を含めた年越しの準備忘年会など色々と予定が立て込む時期ですね。仙台では光のページェントで仙台市街の定禅寺通りがライトアップされこの時期の名物になっています。

 

年が明けると 2015年 羊(ひつじ)年 になりますが、年明け恒例行事といえば 初詣 があげられます。

 

仙台宮城エリアには全国の塩釜神社の総本社となる塩釜(志波彦)神社、日本三大稲荷で知られる竹駒神社(竹駒稲荷)、国宝である大崎八幡宮をはじめ、定義如来西方寺愛宕神社仙台東照宮瑞巌寺など多数の参拝スポットがあります。

 

今回は少し早いですが、初詣についてと守り本尊による仙台の初詣スポットについてまとめてみました。

 

仙台宮城寺社_01

 

 

 

初詣とは

 

初詣元々は年籠りといって、家長が大晦日の夜から元旦の朝にかけて、それぞれの土地を守る氏神様の社に籠る習慣が先駆けであったようです。

その後、大晦日夜の除夜詣と元旦朝の元旦詣に分かれ、この元旦詣が現在の初詣の原型となったようです。

ちなみに、江戸時代の元旦詣は氏神に参拝したり、自宅から恵方にある寺社へ参拝(恵方詣)したようです。

 

この初詣の習慣はそれほど古くはなく、明治時代中期ともいわれています。ちなみに「初詣」という言葉が定着したのは明治時代末期のことだそうです。

 

 

 

初詣の場所 寺社について

 

寺社_03

 

 

皆さん初詣は神社お寺で行っていると思いますが、違いは何かというと、最も大きな違いは神社の信仰対象は神様であり、仏教は仏様であることです。

 

ちなみに日本は、天照大神(あまてらすおおみかみ)をはじめとした太陽や山・海などの自然や、氏神などの土地の神を祀って崇拝する神道が日本独自の宗教でした。死後も霊となって祖先が見守ってくれる、という考えも神道の特徴的な考えであるといえます(祖霊信仰)。

数ある神社の中でも過去の天皇を祀っている神社は「神宮」、皇族を祀る神社を「」で呼んだりしているようです。

 

対して仏教はインドの釈迦が開祖で、悟りを開いたもの(仏陀)になるための教えだといわれ、日本では飛鳥時代(593年~694年くらい)に伝わり発展していった宗教です。

はじめは仏教の取り入れに反発があったようですが、平安時代には「神と仏は姿が違うだけで本質は一緒である」という考えや、「神様の本当の姿は仏様で、日本では神様に姿を変えて降りてきていた」とする考えが出てきて、神様と仏様が一緒に祀られるようになったようです(神仏習合)。

 

明治から戦争終結までの時期は神仏分離・廃仏毀釈により切り離された期間があったようですが、戦後は信仰の自由により再び制限が無くなって今日に至るようです。

このように長い間、神仏習合により神道と仏教・祖霊信仰が一対化していたので、お参りは神社・お寺区別なく参拝する習慣が古くからあり、その証として仏壇と神棚の両方が存在する家も多いのでは、と思います。

 

 

 

参拝方法の違い

 

神社とお寺の参拝方法の違いを簡単に書きますが、参拝場所によって変わることもあるのでご注意ください。

 

 

神社

 

大崎八幡宮1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.鳥居前で挨拶をします。

 

鳥居の前で一揖(いちゆう)します。この時、キチンと身なりを整えます

一揖とは浅いお辞儀のことです。

 

 

2.身を清めます。

 

手水舎(ちょうずや)で手を洗い、身を清めます

 

 

3.参拝をします。

 

・一揖し、賽銭を入れて鈴を鳴らします。

 

・深く二回お辞儀をします。(二礼)

 

・柏手を二回打ち(二拍)、祈願をします。

 

・深くお辞儀をします。(一礼)

 

この二礼二拍一礼が神社参拝の基本になります。

 

※出雲大社、宇佐八幡などは二礼四拍一礼のようです。

 

 

 

お寺

 

 

定義山西芳寺

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.山門で挨拶をします。

 

山門で一揖します。神社と同じく、身なりを整えます

 

 

2.身を清めます。

 

手水舎にて手を洗い、身を清めます

 

 

3.お線香をあげ上げます。

 

お線香の香りは、神様仏様の食べ物だそうです。

他人の線香から点けると、その方の「業」を貰い受けるはめになるので、くれぐれも他人の点けた線香から火を点けないように気を付けて下さい。

 

 

4.参拝をします。

 

・一揖し、お賽銭を入れて鈴を鳴らします。

 

・胸の前で合掌し、祈願します。

 

・一揖します。

 

柏手は打たないように気を付けて下さい。

 

 

 

~補足~

 

 

浅いお辞儀角度が30度~45度程度のお辞角度が90度の深いお辞儀のことをいいます。

 

 

・手水舎での手を清めるのは、「禊(みそぎ)」の儀式を簡略化したもので、以下の順に行うようです。

  手洗舎 順序

  ①右手で柄杓(ひしゃく)を持って、左手を洗い流します。

 

  ②逆に左手で柄杓を持って、右手を洗い流します。

 

  ③柄杓を右手に持ち替え、左手で水をうけ口をすすぎます

 

  ④左手を洗い流します。

 

  ⑤柄杓を縦にし、柄の部分を洗い流します。

 

  ⑥柄杓をもとの場所に伏せて置きます。

 

 

・参道の際、行きは左端を歩き参拝後は右端を歩いて「運期を廻す」という意味があるようです。

 また、真ん中は神様の通り道正中と呼ばれるので、避けるようにします。

 

 

 

その他、初詣いろいろ

 

 

おみくじ

初詣といえば何といっても「おみくじ」が挙げられますが、運勢の順列はどうなっているか意外と知らない方も多いので、いい方から順にまとめてみました。

また、おみくじは自身が望む願いと違ったものが出た際には、何度でも引いて良いそうです。

その中で、最も自分の願いに近かったものを手元に残し、違っていたものは神社内に結んで奉納するそうです。びっくりですね。

 

良い ⇔ 悪い

大吉 中吉 小吉 吉 半吉 末吉 末小吉 凶 小凶 半凶 末凶 大凶

 

 

お賽銭

金額に決まりはないそうですが、一般的に好まれる賽銭額避けられる賽銭額があるそうなので、まとめてみました。

願掛けした願い事と縁があるかどうかでゴロ合わせされているようですね。

 

× 10円 ⇒ 遠縁(とおえん)になる。

〇 5円 ⇒ ご縁がありますように…。

〇 15円 ⇒ 十分にご縁がありますように…。

〇 45円 ⇒ 終始ご縁がありますように…。

 

 

 

仙台市内の生まれ年による参拝場所

 

人には生まれ年の干支によって、一生一代守護してくださる仏様が決まっている、という考えがなかにはあるようで、これを「守り本尊」と呼んでいます。

十二支ごとに守ってくださる本尊が決まっているので、「十二支一代守り本尊」とも呼ばれます。

 

初詣で寺社を参拝する際には、自身の守り本尊を祀ってある寺社に参拝される方も多くいるようなので、仙台市街近辺でまとめてみました。是非参考にしてみて下さい。

年まわりの干支を祀っている寺社と、ご自身の守り本尊を祀ってある寺社の両方を参拝してご利益を…なんてのも良いかもしれませんね。

 

 

守り本尊

 

 

子(ねずみ)年生まれ

 

千手観音

千手観音菩薩

(せんじゅかんのんぼさつ)

 

善入院観音堂

仙台市宮城野区原町1-1-67

 

千本の手と、その手先に眼をもつ観世音菩薩さまで、差し伸ばされた手は永遠の幸福を授ける、といわれています。

 

 

 

 

 

丑(うし)・寅(とら)年生まれ

虚空菩薩

 

虚空蔵菩薩

(こくうぞうぼさつ)

 

虚空蔵堂大満寺

仙台市太白区向山4-4-1

※隣接する愛宕神社からも行き来ができます。

 

虚空が無辺の功徳を包み込むような、限りない知恵・慈悲を備えた大菩薩さまであり、福徳円満を授けるといわれています。

 

 

卯(うさぎ)年生まれ

 

文殊菩薩

文殊菩薩

(もんじゅぼさつ)

 

鷲巣山文殊堂

仙台市青葉区八幡6-10-18

 

知恵と戒律を司る菩薩さまで、「文殊の知恵」のいわれにもなっており、普遍の知恵と悟りを導く、といわれています。

 

 

 

 

 

 

 

辰(たつ)・巳(へび)

 

普賢菩薩

普賢菩薩

(ふげんぼさつ)

 

愛宕神社

仙台市太白区向山4-17-1

※隣接する虚空蔵堂大満寺とは行き来が可能です。

 

「普(あまね)く賢い者」の意味をもつ菩薩さまで、一名遍吉菩薩ともよばれ、知恵と慈悲の徳により永遠の幸福な人生を得る、といわれています。

 

 

 

午(うま)年生まれ

 

勢至菩薩

勢至菩薩

(せいしぼさつ)

 

三十三夜堂

仙台市青葉区北目町7-11

 

智慧の光をもって一切を照らし、人々を救う菩薩さまで、多くの人(体勢)を大きな慈悲(大悲)をもって救う(成し遂げる=至る)ことから、こうよばれるようです。

 

 

 

未(ひつじ)・申(さる)年生まれ

 

大日如来

大日如来

(だいにちにょらい)

 

大日堂

仙台市青葉区一番町1-12-40

 

全ての現象の根源とされる仏様で、大いなる知恵と慈の光明をもって宇宙を含む全世界の平和と繁栄をつかさどる、ともいわれています。

神仏習合では、太陽神といわれる天照大神(あまてらすおおみかみ)と同一視されたりもすることがあります。

 

 

 

酉(とり)年生まれ

 

不動明王

不動明王

(ふどうみょうおう)

 

三瀧山不動院

仙台市青葉区中央2-5-7

 

大日如来の右手には慧刀、左手には鋼の羅索を持ち、背中には毒になるものを燃やし尽くす炎(迦楼羅炎)を背負い、岩盤にどっしりと立っています。厳しくも慈悲深く、正しい智慧で人々を救済するといわれています。

 

 

 

戌(いぬ)・亥(いのしし)年生まれ

 

阿弥陀如来

阿弥陀如来

(あみだにょらい)

 

大崎八幡宮・定義如来西方寺

仙台市青葉区八幡4-6-1 (大崎八幡宮)

仙台市青葉区大倉上下1 (定義如来西方寺)

 

「無限の光をもつもの」とされ、西方にある極楽浄土という仏国土をもつ仏さまで、無限の慈悲と永遠の存在と徳を与える、といわれています。

 

 

 

追伸

 

虚空蔵大満寺の八角堂には全ての干支の守り本尊が祀られていますので、手間な方はここで済ませてしまうのもいいかもしれません。

また、大満寺と愛宕神社をつなぐ通路は仙台市街を一望でき(下写真)、とてもキレイなので機会があれば訪れてみて下さい。

 

虚空蔵大満寺守り本尊 大満寺

 

愛宕神社仙台市街風景

 

 

                          

 

 

今回は初詣について書いてみましたが、どうだったでしょうか?少しでも来年の初詣に参考になれば幸いです。

これからインフルエンザも流行ってくる時期なので、手洗いうがいをしっかりして、免疫力を下げないように栄養と休養をしっかりとって身体を温めて過ごし、年末年始を調子よく過ごせるようにして下さい♪

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